日本 タイダイワークショップ 2020.9〜10

ろう児、コーダ児、そのきょうだい児、保護者を中心に参加者を募集した。
ろう者と、日本手話ができる聴者の講師で、コミュニケーションのストレスがない場を展開した。
【タイダイワークショップ講師】 sipini 盛山、佐藤
【日時・会場・参加者人数】
2020.9.6(日) 東京都国分寺市 児童8名 保護者5名
2020.10.11(日) 埼玉県朝霞市 児童13名 保護者6名
新型コロナウィルス蔓延のため以下中止
2021.3.28 (日) 神奈川県
【参加者の感想】
東京
・児童(12 歳)「ろう者でも自分の好きなことを仕事にすることができると知って、夢が広がった」
・児童(5歳) 「いつもできないことがたくさんあるけど、今日はたくさん作れた。たのしかった」
・保護者「幼稚園児にはできないかなと不安でしたが、大丈夫だった。気づけば自分でできることが増えていた」
・見学者「ろう児、コーダ児ももっと様々な社会を知り、障害受容することができる機会を設けるべき。狭い世界しか知らない親も多い。このワークショップは有意義な場となっている」
埼玉
・児童(7 歳)「友達と同じやりかたで輪ゴムをしぼったのに、ちがう模様になってびっくりした」
・児童(5 歳)「たくさん色があって、黄色をいれたら緑になった。自分が魔法使いになれた」
・児童(8 歳)「カラフルにするとどうなるんだろう?と考えるのが楽しかった。失敗がないと聞いたから自信が持てた」
・保護者「自分で染めて、それを着たら褒められて、もっとやりたくなるのは子どもも大人も同じ。そういう当たり前ことを忘れていた。みんなが満足できるワークショップがあって嬉しい」
・講師・盛山 「昨年度希望が多かったのでコーダ児も参加できるように団体に提案した。ろう児にとっても、コ
ーダ児にとっても、良い相互作用が生まれている。そ保護者(ろう者)も今までにない視点をもつ ことができたようだ」
・講師・佐藤 「コロナ禍で思うように動けない中でのワークショップで感じたのは、手話でのものづくりは孤独感 を和らげるということ。距離をとったり、時間をずらしたりすることで参加者の不安も少なかったと思う」